オリックス・岸田監督「勝ちたい」本拠地15年ぶり開幕戦勝利へ決意
オリックス・岸田新監督が、本拠地15年ぶりの開幕戦勝利へ決意を込めた。前日に来季のリーグ日程が発表され、開幕日の3月28日は京セラドームで楽天との対戦が決定。チームは10年以来本拠での開幕戦白星から見放されており、指揮官は「勝ちたいですね。楽天さんも新体制で、こちらも新体制。盛り上げられたらいい」と息巻いた。 既に来季の開幕投手は宮城で公表済みだ。左腕は今季楽天との最終戦で6回まで1失点と好投も、7回表1死降雨コールドで規定投球回にあと1回1/3届かず。試合後は悔し涙を流した。その背景を踏まえ、今月3日に岸田監督が来季の大役を早期通達。同じ対戦相手に絶好のリベンジの機会が訪れ、指揮官は「やってくれると信じています」と力を込めた。 (阪井 日向) ≪宮城は背番号18へ≫ B…宮城がエースナンバーを受け継ぐことが濃厚となった。球団が背番号「13」から「18」への変更を検討。昨年まで山本由伸(ドジャース)が背負ったが、今季は空き番だった。球団は昨季まで3年連続で2桁勝利と規定投球回到達をクリアした実績に加えて、野球への真摯(しんし)な姿勢を高く評価。宮城が「選手だけじゃなく人としていろんな行動で示してくれた尊敬できる存在」と慕っていた山本の番号を託すことになる。