後輪が壊れるアクシデントも1着の吉田拓矢「ブルブルしていた」/防府競輪G3
防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(GIII)」は3日に準決勝が行われる。10レースに出走する吉田拓矢に話を聞いた。 予選に続き二次予選でも人気を集めていた吉田拓矢。2日目のレースはかなりトリッキーな走りで審議対象にも上がったが、結果武藤龍生とのワンツーが決まった。 「初手で自分達の後ろが大石さんラインだったので、すんなりだとまずいと思って先に斬った。前が空けていたし、咄嗟の判断で仕掛けたが、危なかったし、後ろの武藤さんには申し訳なかった。ゴール前までしっかり踏めたし、初日同様に状態はいいと思います」と好調ぶりをアピール。 咄嗟に入った内の動きで後輪が壊れてしまったらしく、番手だった武藤が「拓矢の後輪が壊れてブルブルしていた」と話したように明日の準決勝は後輪の交換を余儀なくされるが「痛いですね。後輪が換わると感覚がかなり変わる」と不安材料も…。 ただ、後輪が壊れてもあのメンバーで押し切れた吉田は間違いなく好調。相手が強化される準決勝でも再度武藤と決める!(アオケイ・松野記者)