4年ぶりV奪回で涙…巨人・岡本和真に「歴史に名を刻む四番打者」高評価が
2012年以来の日本一へ
新たな黄金時代を築くため、目指すゴールは先にある。巨人が最後に日本一に輝いたのは2012年。現役でこの歓喜を味わった選手は坂本、長野久義の2人のみだ。その後は日本シリーズに3度出場しているが、13年は楽天に3勝4敗であと一歩届かず、19、20年はソフトバンクにシリーズ史上初となる2年連続4連敗の屈辱を味わった。岡本は18年からレギュラーに定着し、ソフトバンクに敗れた戦いを経験している。 ソフトバンクは春先から首位を独走し、V奪回を飾った。共にCSファイナルステージを勝ち抜けば、20年以来4年ぶりの対戦が実現する。岡本はリーグ優勝後のビールかけの挨拶で、「1個言っていいですか? 阿部監督、今から泣いていると、日本一になったら失神しちゃうんじゃない? でも失神させにいきましょう!」とナインに呼びかけた。 たくましくなった主将を先頭に、日本一を目指す。 写真=BBM
週刊ベースボール