パリ五輪を沸かせた選手たちの「エースとしての顔」を見逃すな=バドミントンS/Jリーグ
――2023-24シーズンは、パリ五輪にも出場した西本拳太選手が加入した男子のジェイテクトが初優勝。女子は、パリ五輪の混合ダブルスで銅メダルを獲得した東野有紗選手を擁するBIPROGYが2大会ぶり7回目の優勝を飾りました。女子は、ブロックリーグで勝利数で並ぶチームが出てくるなど、男女ともに混戦模様が強まっています
そうですね。少し前は、男女ともTOP4トーナメントに進むチームの顔ぶれは変わりませんでした。でも、今はチーム力の差が小さく、どこが優勝するか予想し辛いのが、一つの面白さだとも思います。
S/Jリーグは、男女ともSブロック、Jブロックで6チームずつに分かれて総当たり1回戦のリーグ戦を行う。各ブロックの上位2チームが、優勝を争うTOP4トーナメント(2025年2月21~22日、横浜BUNTAI)に進む。現在の方式を採用して名称を日本リーグからS/Jリーグに変更した2015-16シーズン以降、男子はトナミ運輸、BIPROGY、NTT東日本が優勝争いを展開してきたが、昨季はジェイテクトが初優勝を飾った。女子は再春館製薬所とBIPROGYが交互にタイトルを獲得しているが、北都銀行やヨネックスも健闘。岐阜BluvicやACT SAIKYOも力をつけている。五輪選手たちが、どのような表情で、どんなプレーを見せ、どんな役割を果たすのか。見逃せない戦いとなる。
文:平野貴也
平野 貴也
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