リバプール退任のクロップ氏、新監督を探すアメリカが接触も監督就任を拒否…
アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)が、昨季限りでリバプールの指揮官を退任したユルゲン・クロップ氏(57)の招へいに動いたが失敗に終わったようだ。 先月から開催されたコパ・アメリカ2024は開催国でありながらグループステージを1勝2敗で終えたアメリカ代表は、11日に2018年から指揮を執ってきたグレッグ・バーホルター監督(50)の解任を発表していた。 アメリカ『ニューヨーク・タイムズ』が報じたところによると、後任を探すUSSFは現在フリーとなっているクロップ氏に正式なオファー提示。しかし、同氏は一旦休養したいと考えており、このオファーを断ったという。 なお、同紙によれば、USSFはクロップ氏の招へいを最優先事項と考えており、今回の失敗にも動じておらず、粘り強く交渉を続けるつもりのようだ。 マインツ、ドルトムントを指揮したクロップ監督は、2015年10月にリバプールの監督に就任。9シーズンにわたって率いたリバプールでは、これまでチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ、クラブ・ワールドカップ(CWC)など多くのタイトルを獲得。 2023-24シーズンにもEFLカップ(カラバオカップ)を制しており、プレミアリーグでも終盤までタイトル争いに加わるなど順調なシーズンを送った。 しかし、クロップ監督は1月にエネルギーの枯渇を理由として、今シーズン限りでの退任を発表。リバプール退任後は休養する意向を表明していた。
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