警備員と衝突したウルブズ10番マテウス・クーニャ、「メガネの弁償」で出場停止&罰金減免される
昨年12月14日のプレミアリーグ第16節で警備員と衝突し、2試合出場停止処分を下されたウォルバーハンプトン所属のMFマテウス・クーニャだが、当初は3試合の出場停止処分を下される予定だったようだ。イギリス『BBC』が処分減免に至った理由を報じている。 【写真】日本代表FWとモデル妻がパリ観光「可愛すぎ」「小松菜奈ちゃんとのツーショいいな」 プレミアリーグ第16節のイプスウィッチ戦に先発したクーニャは後半27分、一時同点に追いつくゴールを決めたものの、チームは同アディショナルタイム4分の失点で劇的な敗戦。すると試合後、ピッチ上で集団の小競り合いが起こった中、フル出場していたクーニャは警備員と衝突し、メガネを奪い取って壊した上で、後頭部を殴るというトラブルを起こしていた。 イングランドサッカー協会(FA)は昨年末、クーニャの行為に対し、2試合の出場停止と罰金8万ポンド(約1580万円)の処分を決定。同選手は6日のプレミアリーグ前節のノッティンガム・フォレスト戦と、今週末11日のFA杯ブリストル・シティ戦を欠場することとなっていた。 ところがBBCによると、FAは当初、3試合の出場停止処分と罰金12万ポンド(約2370万円)の処分を予定していた様子。調査を受けるクーニャが警備員に対して謝罪したことに加え、メガネを弁償する代金を支払うことを申し出たため、情状酌量が行われたのだという。 イプスウィッチとの直接対決に敗れた影響で現在も残留争いに巻き込まれているウォルバーハンプトンは15日、敵地で上位勢のニューカッスルと対戦。背番号10で攻撃の軸を担うクーニャは「メガネの弁償」で出場資格を勝ち取った形となった。