【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】前田将太 上位通過も「優出しなければ意味がない」
<30日・若松ボート・4日目> 危なげなく第一関門を突破した。前田将太は2枠で迎えた予選ラストを手堅く2着。大敗こそなければ予選突破は確定的だったが、一切油断することなく上位着で締めくくり、4位と上位通過にも成功した。 「昨日(3日目)はチルトマイナスで良かったけど、今日(4日目)は0で良かったかも」と、前日と同じチルトで臨んだ調整に小さな疑問符。だが、「でもそれは体感的な問題で、足には影響はないですよ。変わらずバランスが取れていい」と舟足も軽快さをキープし続けている。 若松周年は前回大会で優出(3着)していることもさることながら、当地はここまで7連続で優出を果たすなど、部類の強さを誇る。今節も白星こそ初日の一本のみだが、2着4本、3着1本とオール舟券絡み。快調に予選道中を突き進んだ。それでも「優出しないと意味ないですからね」と鉢巻きを締め直す。「調整はまたそのときに合わせて考えます」。優出記録をさらに伸ばして、自ら課したノルマをクリアする。