「これぞ日本柔道の気高さ」五輪連覇の永瀬貴規が勝利直後に見せた“振る舞い”にファン感銘!「畳ではガッツポーズもせず...」【パリ五輪】
パリ五輪柔道81キロ級の試合が現地7月30日に行なわれ、日本代表の永瀬貴規が決勝戦に勝利。3大会連続のメダル獲得、そして同階級史上初の連覇を成し遂げた。 【画像】階級史上初の連覇達成!パリ五輪柔道男子81キロ級・永瀬貴規を厳選ショットで特集! 初戦となった2回戦から圧倒的な安定感をもって勝ち進み、決勝まで進出した永瀬。かつて、リオ五輪、東京五輪73キロ級で連覇を果たしたレジェンド大野将平氏からはそのかけ引きの巧さや安定感から“最強説”を唱えられていた。 決勝の相手は2022年、23年、24年と世界選手権を3連覇した“現最強”のタト・グリガラシビリ(ジョージア)。最強同士の戦いだったが、1分経過したところで永瀬が寝技で体力を奪い小外刈りで技ありを奪うとまた寝技で抑え込みにかかる。そして2分48秒、谷落としで一本勝ち。盤石の柔道で栄冠をつかんだ。 注目が集まったのは勝利後の振る舞いだ。永瀬は連覇を決めた後も喜びを表さず、礼、そして現王者との握手も交わした。その後も大歓声に応えるように観客席へ一礼し畳を降りた直後に「よっしゃあ!」と一吠えしコーチらと喜びをかみしめた。 この柔道の基本精神、礼節・友愛・忍耐を体現している試合と所作にファンからは、 「これぞ日本柔道の気高さ」 「畳ではガッツポーズもせず毅然としていてかっこよかった」 「礼儀も含めて柔道だよな」 「変なパフォーマンスがなく柔道らしくて好感持てる」 「外国選手が失ってしまった姿勢」 と感銘を受けた様子だった。 構成●THE DIGEST編集部
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