マンUがフェリックス獲得に向けてビッグトレードを実現させる? アトレティコが望む選手とは
改革が求められる攻撃陣
マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場でジョアン・フェリックスの獲得を実現するために、アトレティコ・マドリードと選手のトレードを行うと報じられている。スペイン『todofichajes.com』が伝えている。 [動画]アトレティコ戦でゴールを決めるフェリックス フェリックスは今季、レンタル移籍でバルセロナでプレイしており、フェリックス本人はバルセロナでの出場を継続することを望んでいると報じられている。一方でアトレティコ側は完全移籍でのフェリックスの移籍を望んでいるため、完全移籍でのフェリックス獲得を望んでいないバルセロナはフェリックスを手放すつもりのようだ。そこで、新たな移籍先として挙がっているのがマンUだという。 アトレティコは今季、ヘタフェで印象的な活躍を見せたメイソン・グリーンウッドの獲得を目指しているとされており、グリーンウッドのレンタル元であるマンUにグリーンウッドとフェリックスのトレードを提示しているようだ。 グリーンウッドはマンUを退団する見込みとなっており、ヨーロッパ中のクラブから注目を集めている。アトレティコの他にボルシア・ドルトムント、ユヴェントス、ナポリが興味を示していると報じられている。 今夏のアトレティコはFWのポジションを中心に大改革が行われるとされており、レンタル中のフェリックスの他にアルバロ・モラタとアンヘル・コレアも移籍リストに入っているという。 フェリックスは2018年に1億2600万ユーロという巨額の移籍金でベンフィカから移籍してきたが、アトレティコでは大きな期待に応えられるような成績を残すことは出来ずにいた。それでも、今季のバルセロナではリーグ戦で30試合7ゴール4アシストとまずまずの成績を残している。 マンUはアントニー・マルシャルの今夏の退団が決定したこともあり、新たなFWの獲得が課題となっている。ラスムス・ホイルンドがクラブのファーストチョイスとなっているが、来季のホイルンド以外の選択肢が空白となっている中でFWのポジションをこなせるフェリックスを当て嵌めたいと考えているようだ。 アトレティコとマンUという来季を面目躍如のシーズンにするために改革が求められているクラブ同士のビッグトレードは実現するのだろうか、注目を集めるところだ。