北朝鮮の金正恩総書記が平安南道の工場建設現場視察し地方振興計画の進捗アピール…毎年20の地域で新工場建設計画 専門家からは懐疑的な見方も
北朝鮮の金正恩総書記は中部の工場建設現場を視察し2024年発表した地方振興計画の進捗をアピールしました。 20日付の労働新聞は金総書記が19日、平安南道の工場建設現場を視察したと報じ、新たな工場や建物を見て回る金総書記の写真を掲載しました。 北朝鮮は2024年停滞する地方経済発展のために今後10年間、毎年20の地域で新たな工場を建設する計画を打ち出していて、金総書記は視察の中ですでに全国で成果が出ていることに「大きな満足」を示したということです。 また金総書記は、朝鮮労働党中央委員会の総会を12月開催して2024年の活動を総括すると予告し、初年度に進めた事業を完璧に仕上げるよう指示しました。 一方、計画を巡って専門家からは実現に懐疑的な見方も出ています。
フジテレビ,国際取材部