“最弱”返上の10人ニキがまさかのBD4連勝 瓜田純士に続きバン仲村も撃破 来年、SATORU、飯田戦見据える バン仲村は引退へ
「BreakingDown14」(8日、さいたまスーパーアリーナ) 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第14回大会が開催され、BD最弱から成り上がりをみせる10人ニキが、人気選手の1人、バン仲村に5-0判定勝ちで4連勝を飾った。 【写真】マットに沈んだバン仲村に向けて不敵な笑み まさかの4連勝を果たした10人ニキ 超10人ニキブルー1000倍界王拳を名乗った10人ニキと、バン仲村BLACK亀仙人の対決。ゴングから壮絶な殴り合いが繰り広げられた。終盤疲労のみえるバン仲村が10人ニキの左拳を被弾後にそのままバランスを崩して倒れ込んでダウンを奪われて、押し切られた。 10人ニキは「マジ疲れたっす。課題が残る試合だったけど勝ってよかった。来年から川島くんとかSATORUさんとか飯田さんとか1人ずつ倒せるようにしたい」と、最強襲名を誓った。バン仲村は「いいおっさんだから疲れちゃったよ。格闘家でも何でもないけど、こんな素晴らしいところで最後の試合ができるなんて。おっさんの俺が頑張ってるんだから、みなさんも頑張ってください」とラストメッセージを送った。 10人ニキはBD4のオーディションで10人を相手に喧嘩して勝った武勇伝を披露したが、スパーリングで一撃KOされ、一気に注目を集めた。DJ社長、青汁王子に2連敗し、BD最弱の異名をほしいままにしたが、BD7でおでんツンツン男を撃破。続くこめお戦は敗れたものの、BD9で朝倉未来の暴走族時代の特攻隊長であるやまかわしょうたを下した。BD10では溝口勇児COOに完敗も、その後、BD11でサイトウ、BD13でBD4のオーディションでKOされた因縁のにっけん君にKO勝ちすると、BD13・5では“アウトローのカリスマ”瓜田純士を下し、3連勝。通算成績を5勝4敗としていた。 本大会はABEMA PPVにて視聴できる。