カフェとギャラリーで、デザインシティ・バンコクを巡る。【タイのデザイン&アート】
地元民に開かれた、若手アーティスト活動の場。
SAC Gallery エスエーシー・ギャラリー 2014年に開館し、二代目のオーナーが引き継いだ数年前から現代アートにフォーカス。発表の場を提供することでアーティストを支えつつ、地元の人にもタイアートを知ってほしいと入館は無料。アーティストは国内外問わないが、作品はタイにまつわるもののみ。ムスリムの女性アーティストが自身の住むスラム街をゴミアートで表現するなど、社会に対する啓発的な役割も持ち合わせている。
SAC Gallery エスエーシー・ギャラリー 160/3 Soi Sukhumvit 39, Khlongtan Nuea, Wattana tel:092-455-6294 ⒷPHROM PHONG駅から車で約8分 営)11:00~18:00 休)日、月 ※祝不定休 入館無料 https://sac.gallery
古い建築にネオデザインが映えるリノベーションカフェ。
Ayatana Charoenkrung アヤタナ・チャロンクルン 銀行だった建物に惚れ込んだインテリアデザイナーが、仲間と買い取ってカフェに改装。建物を生かして手がけた内装は、オーナー自らデザインした手のオブジェやヴィンテージ家具、タイ人作家のセラミックが映える。ココナッツの自然な甘さを生かしたドリンクや南国感漂うケーキなど、食材にこだわったスイーツも感度の高いゲストを惹きつける。
Ayatana Charoenkrung アヤタナ・チャロンクルン 267 Charoenkrung Road, Banbat, Pomprap Sattruphai tel:096-272-4616 ⓂSAM YOT 営)9:00~18:00 無休 www.facebook.com/ayatana.charoenkrung
ホワイトキューブのようなカフェで、コーヒータイム。
Cafe Vondervic カフェ・ヴォルダヴィック 今年1月にオープンして以来、開店直後から列ができるほどの人気店に。隣で同名のテーラーを営むオーナーが、仕立てを待つ間のゲスト向けに始めたのがきっかけ。「素材感を大切にした」という店内は、石や木を多用し、フロアによってインテリアを変えている。コーヒーはもちろん、ギャラリーをイメージして造られた平台のパンコーナーも魅力。