妻がいわゆる“ピーナッツ親子”です。初詣に義母と待ち合わせをしたところ待たせてしまい、大激怒されました。それ以降、夫婦関係がとてもぎくしゃくしています。
相手の気持ちになって考えて
「まずは自分の何が悪かったのかを見つめ直し、良くなかったところを素直に謝罪しましょう」と言うのは、夫婦カウンセラーの原嶋さん。 「連絡できなかったことは、そのときの状況にもよりますし、済んでしまったことなので仕方がありません。でも、相手の気持ちになって考えてみましょう。義母と妻は30分も連絡がつかず、夫と娘に何かあったのではないか、事故にあっているのではないかと、不安だったに違いありません」 普段、妻と義母が中心になって娘の面倒を見ているのであれば、離れている時間はなおさら心配が募ったことでしょう。 「妻に不安を与えてしまったことに対し、『あのときはごめんね』と謝罪の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。それをきっかけに話し合いを持ち、あの場で、大声で批難されたのがつらかったなど、正直な気持ちを打ち明けてみてください」 その一方で、いまさら義母に謝る必要はないとのこと。「智彦さんは、妻との関係を改善することに集中すればいいだけ」と原嶋さんは言います。あの日の謝罪をきっかけに、妻が最近イライラしている理由など気持ちを丁寧に聞き、話し合いを重ねるといいでしょう。
和栗 恵