抜群におしゃれ!パリ・ミラノマダムは「ブラウン」をどう着こなすの?
おしゃれの二大拠点、パリ・ミラノのマダム達の冬のおしゃれスナップ。2025年冬の最注目カラー「ブラウン」を使ったコーディネートの達人たちの着こなしのどこが素敵なのか、分析します! 【写真】パリ・ミラノのマダム「冬のおしゃれ」スナップ
ブルーとの掛け合わせが、ブラウンを一気にあか抜けさせる!
ドロテ (主婦・通訳/パリ) 暖色であるブラウンのコートに、鮮やかなブルーのシャツを合わせることできりっとしたコーディネートに。フリルが”大人かわいい”ですよね! モロッコでオーダーメイドしたというジャケットもブラウンで、コートの色との重ね技も素敵。
ミラノマダムのお得意配色、ブラウン×白。小物の色にまで気を配って
ピエラ(会社員/ミラノ) イタリア製のレザーアウターを、シチズンズ・オブ・ヒューマニティのパンツに合わせたマダム。フリンジアウターはミラノマダムの間で人気なんですって。ストール、靴ともに、ブラウンより一段階明るいベージュを選ぶことで洗練度もアップ。
さまざまなトーンのブラウンを合わせ、抜け感を出すことに成功!
マリー(会社員/パリ) 「白って200色あんねん」ではないですが、ブラウンだっていろいろなブラウンがありますよね。同じトーンでまとめず、軽快さとリズムを出すことも重苦しくなりがちな冬のコーディネートには必要。顔回りにボリュームを出して巻いたファリエロ サルティのストールに、細身のパンツ、ブーツと、緩急の効いた全身バランスも見事。
赤みのある「レンガ色」。ブラウンの中でも華やかなのが魅力です!
クラウディア(主婦/ミラノ) ブラウンを着るとどうにも野暮ったくなる…と感じているなら、絶賛おすすめなのがこの「レンガ色」。顔映りのよさを保証してくれます。ジルサンダーのコートのインには、白Tシャツとグレーのカーディガン、そしてスカートを。グッチのバッグとパラブーツの靴までレンガ色と、元ファッション業界人らしい考え抜かれた装いに脱帽。
「もこもこブラウン」がキュート!いつものデニムが見違えます
マリー・アニエス(教師/パリ) クマちゃんを連想させるかわいいブラウンのコート。素材感とあいまって、冬に欲しい暖かさを演出しています。ラウンドのメガネとの組み合わせで、きっとキュートな人なんだろうなーと勝手に想像するのでした。デニムのロールアップ加減とブーツのバランス、白いストールのスマートな巻き方など、ほかにも巧みな見どころがたくさん! 取材:Atsuko Tanaka(Paris) Akane Takadama(Milano) 撮影:Mari Shimmura(Paris) Marco Bertoli(Milano)