世界初の民間月面探査へ ispaceが進捗説明会(全文1)2021年に月面着陸へ
ミッション・コントロール・センターは都内に設置予定
ミッション・コントロール・センターは都内に設置予定です。現在候補場所選考中です。パブリックビューイングなどの取り組みもしたいと思ってますので、もし良い物件があればぜひご紹介いただければと思います。 最後に、われわれが打ち上げ契約をしているスペースXからコメントをいただけましたので、簡単に紹介したいと思います。スペースXはこのエキサイティングなミッションに参加できることに非常に感謝をしています。アポロ50周年の今年、NASAだけではなく、イノベーティブな民間企業もこういった素晴らしい、すごいことにチャレンジをしている、挑戦していることにスペースXも参加ができて、非常に誇りに思っているというコメントをいただいております。 引き続き「HAKUTO-R」は、本日ご参加いただいているパートナー企業の皆さま、そしてサプライヤーや専門家など、多くの皆さまのご支援をいただきながら課題を1つ1つ解決し、月面着陸へ向けて一歩ずつ進んでまいります。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
日航・西畑常務「宇宙旅行等も視野に」
秋元:袴田さん、ありがとうございました。それではここからコーポレートパートナーの皆さまにも順番にご登壇をいただきまして、プログラムとの協業の進捗についてご紹介をいただければと思います。まずは日本航空株式会社さまより西畑智博常務執行役員にご登壇いただきます。西畑さま、よろしくお願いいたします。 西畑:皆さん、こんにちは。ただ今ご紹介にあずかりました日本航空の西畑です。どうぞよろしくお願いいたします。私ども日本航空では2015年のHAKUTOのispaceさんのチャレンジに共感、賛同して、そこからサポートさせていただいて以来、2017年には資本業務提携も結ばせていただいております。そして先ほど袴田さんからありましたように、「HAKUTO-R」についてもコーポレートパートナーとして継続的に支援、サポートさせていただいてるという状況でございます。 具体的なのは、1つとしては、これもプレスリリースさせていただいているんですが、弊社が持っている整備とか輸送に関する技術であるとかノウハウを生かしながら、ispaceさんのチャレンジ、ランダー開発などのチャレンジに支援をさせていただきたいというふうに考えておりまして、1つの具体的な協業といたしましては、成田にあるエンジン整備センターの一部、そこにispaceさんの専用のスペースを今準備しておりまして、そこでランダー開発においての組み立てである一部の作業の支援をJALグループの整備のスタッフがする等の取り組みを始める、今、準備をしているというところでございます。 今、袴田さんからお話ありましたように、この宇宙への挑戦というのはいろんな変化があるし、スピードに応じて柔軟に対応していくということだとは思っております。今NASAのお話もありましたけれども、私ども日本航空もやはりこれから空への領域ですね。これはエアモビリティということでどんどん広がっていくというふうに思っております。 最後はやはり宇宙に行くというのがエアモビリティの最後の姿かなとも思ってますので、宇宙旅行等も視野に入れながら、私ども日本航空もやはりベンチャースピリッツを持って、同じように、で、スピード変化についていきながら、日本の宇宙のこの取り組みにぜひ貢献させていただきたいと、そして社会の進歩、発展にぜひ貢献していきたいというふうに思っておりまして、ispace社さんと共にいろいろな形でこのチャレンジを応援していきたいというふうに考えております。今日は大変どうもありがとうございます。 【書き起こし】世界初の民間月面探査へ ispaceが進捗説明会 全文2に続く