レヴァークーゼン新FWはトーマス・ミュラーに近いタイプ 仏リーグで21ゴール奪った3年前の姿を取り戻せるか
シャビ・アロンソのスタイルにフィットするか
ブンデスリーガ連覇へ動くレヴァークーゼンは、フランスのレンヌからFWマルタン・テリエを獲得した。 テリエといえば、2021-22シーズンにリーグ・アンで21ゴール3アシストの成績を残したことが話題を呼んだ。この時はフランス代表でもプレイできるのではないかと言われ、このシーズンでテリエのことを知ったサッカーファンもいるかもしれない。 続く2022-23、昨季はリーグ戦で二桁得点を奪えなかったが、レヴァークーゼンはテリエの動きを評価したのだろう。ブンデスリーガ公式は、前線の様々なエリアへ顔を出すところからバイエルンFWトーマス・ミュラーに似たタイプと表現している。 最前線にも入ることができ、偽9番や左サイドでのプレイも得意としている。テリエも2021-22シーズンのパフォーマンスについては、「僕は並外れたレベルにあったと思う」と自画自賛していた。2021-22シーズンのパフォーマンスをレヴァークーゼン指揮官シャビ・アロンソが引き出せるならば、テリエは前線で面白いオプションとなるかもしれない。 レヴァークーゼンのシモン・ロルフェスSDも「テリエはゴールへの鋭い感覚を備えた俊敏で知的なアタッカーだ。彼は我々の攻撃に新たな側面を加えてくれるだろう。彼は強力なフィニッシャーであり、多くのポジションに適応できる。彼は優れた選手であり、そのプロフィールは我々のチームにぴったりだ」と楽しみにしている。 アロンソは新戦力をどう活かしていくのか。フロリアン・ヴィルツを筆頭にライン間でボールを受ける動きを得意とする選手も多いため、そこにテリエもフィットできれば面白い。
構成/ザ・ワールド編集部