初の1兆円超!おもちゃ市場の躍進支える『キダルト』の意味は?ベイブレード国際大会には30~40代の姿も 子どものような趣味で"大人買い"も可能 メーカーも注目する"新たな主役"
徹底的な細部のこだわり 価格1.6万円のキダルト向けおもちゃ
タカラトミーはそんな「キダルト」向けの商品開発に力を入れています。 (柳寺薫乃さん)「こちらは、TーSPARKという、今年誕生したハイターゲット向けのホビーレーベル。トランスフォーマーですとかゾイド、ダイアクロンなどの、弊社のコンテンツをより大人向けに。対象年齢が15歳以上。子ども向けだと再現できなかったパーツの細かさですとか表現されている」 トランスフォーマーは車などがロボットに変形するおもちゃ。そのキダルト向けは細部まで徹底的にこだわっています。 (山中アナ)「これめっちゃ売れてます?」 (T-SPARk担当 髙田圭祐さん)「まだ発売されていない商品」 (山中アナ)「これ、全部シリーズまだなんですか?」 (髙田圭祐さん)「まだです、これから発売するシリーズになります。(来年3月)」 (山中アナ)「そうなんだ…誰よりも先に触れたんですね。先言ってください、テンション上がった!すごいなこれ」 (山中アナ)「ちなみに、おいくら予定ですか?」 (髙田圭祐さん)「こちら税込みで1万6500円。」 (山中アナ)「おもちゃとしては、なかなかのお値段。そこもキダルト向けですね」
「人生ゲーム」時代を反映 ”お金を貯めて早期リタイア”
定番のボードゲーム、「人生ゲーム」も、キダルトにも人気のため新たに「投資」の要素を加えたり、マス目には「デジタルデトックス」などの大人心をくすぐるトレンドワードが盛り込まれたりしています。 (山中アナ)「FIREは火?」 (人生ゲーム担当 池澤圭さん)「早期リタイアのFIREと、情熱の炎という2つをかけた」 (山中アナ)「お金ためて早くリタイアしましょうと、いまはやりの言葉がまさに人生ゲームになったと本当に人生ゲームは時代・時代を反映していますよね。」 (山中アナ)「お金が“ドル”だったのに、“円”になっている」 (池澤圭さん)「今年から現実の世界でも新紙幣が発行されましたので、それを受けて」 (山中アナ)「ただ、これ津田梅子さんじゃないですか?」 (池澤圭さん)「『高久さん』です。 (山中アナ)「『高久さん』は誰ですか?」 (池澤圭さん)「開発担当者の1人です」 (山中アナ)「タカラトミーさんの社員さんですか?」 (池澤圭さん)「うちの社員です」 子どもだけでなく大人もおもちゃで遊ぶ時代。おもちゃはまだまだ進化しそうです。