初の1兆円超!おもちゃ市場の躍進支える『キダルト』の意味は?ベイブレード国際大会には30~40代の姿も 子どものような趣味で"大人買い"も可能 メーカーも注目する"新たな主役"
1970年誕生 リカちゃんでキダルトが「リカ活」複雑ポーズも可能に!
メーカーも近年、子ども向けに加えて「大人向け」のおもちゃ開発に力を入れています。東京に本社があるタカラトミーを訪れました。 (山中アナ)「ぜんぶおもちゃですね。これは初代トミカ。1970年ですから僕が生まれる前。これ!めちゃなつかしい!ウォーターゲーム。1976年、ぼく同い年!これ押してましたよく!」 同社を代表するおもちゃが「リカちゃん」です。 (タカラトミー・広報課 柳寺薫乃さん)「初代のリカちゃんも。いま4代目になるんですけど、初代のリカちゃんから並んでいます」 (山中アナ)「一番左が初代ですね、何年前ですか?」 (柳寺薫乃さん)「(初代は)57年前になりまして。洋服とかもトレンドを反映しているのがわかると思います」 リカちゃんもキダルト向けに進化しているといいます。 (リカちゃん担当・堀山愛梨さん)「“関節”が付いたボディ。従来と違って、足首やひざも上下左右に曲がる」 関節の動きにここまでこだわった理由は、大人がはまる「リカ活」ブームがあるといいます。 (堀山愛梨さん)「リカ活ではポージングをとって、(自分で)作ったお洋服で写真を撮るのが人気になっている。その中で従来のリカちゃんだとポージングしづらい。可動ボディのご期待の声が上がっていたのにお応えした」 (山中アナ)「なぜ大人がリカ活する?」 (堀山愛梨さん)「子どものころにはできなかった。自分でお洋服を自作したり、洋服・小物まで撮影セットを作ってSNSでシェアしたりできるようになったのが大人ならではのあそび方かなと思います」 さらにこんなものまで… (堀山愛梨さん)「『推し活デビューセット』があって、来てくださるということで特別に準備した」 (山中アナ)「えー! すごい。」 アイドルなどを応援する「推し活」をリカちゃんと一緒にできるセットも販売しています。 (山中アナ)「気恥ずかしいような、うれしいような」