ダウンタウンの松本人志

　テレビ朝日系「生放送！M－1グランプリ20回記念　俺たちだって面白い！1万組のエントリー物語」（後0・55）が15日、放送され、「M―1グランプリ2024」決勝の審査員が発表された。 【画像あり】一覧　 M-1審査員　平均年齢5歳若返りで印象ガラリ　“師匠”不在の世代交代 　審査員として名を連ねたのは、「オードリー」若林正恭、「かまいたち」山内健司、「アンタッチャブル」柴田英嗣、「笑い飯」哲夫、「NON　STYLE」石田明、「中川家」礼二、「博多華丸・大吉」博多大吉、「ナイツ」塙宣之、「海原やすよ　ともこ」海原ともこの9人。昨年までの7人体制から2人増え、歴代王者を中心に新しい顔ぶれがそろった。 　例年審査員を務めてきたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志の名前はなし。また、昨年審査員を務めた「サンドウィッチマン」富澤たけし、山田邦子なども、今年は審査の席を外れた。 　松本が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」の記事で名誉を毀損（きそん）されたとして5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟を巡り、今年11月、所属する吉本興業を通じて裁判の終結と自身のコメントを発表していた。地上波復帰にはまだ道のりがあるとされる中で、今年のM-1の審査員は難しいと見られていたことから、お笑い界までも巻き込んだ予想合戦が展開された。「爆笑問題」太田光、「ウッチャンナンチャン」内村光良らの名前が取り沙汰されたり、「霜降り明星」の粗品、「くりぃむしちゅー」有田哲平らの名前も挙がるなどしていた。 　中でも“本命”とされた太田は22年9月に放送されたフジテレビ「FNSラフ＆ミュージック」で松本から「M-1審査員とかやらへんの？」と聞かれると「やらないですよ。審査員なんてできないですもん。どうせボケちゃうし絶対、我慢できないもん。1点とか入れちゃう」と“お断り”。今月2日の「日本ネーミング大賞2024」でもM-1審査員について記者に聞かれると「とてもじゃないけど審査できるようなあれじゃないんで。僕がやったらたぶん大変な批判がくる。M-1審査員は選挙特番より怖い」と就任を否定した。“有言実行”となった。 　決勝は22日にテレビ朝日系で午後6時30分から生放送される。