2024年のトレンドを代表する「スマホ&タブレット」5選!コスパの際立ったモデルが多かった中で際立っていたのは…
【GoodsPress Award 2024】
今回は、そんな2024年を彩ったスマートフォンの中から、特に面白かった5製品をピックアップした。 【すべての写真を見る】 2024年はコスパの年だった。例えば、アップルはAppleIntelligence対応を目的に、スタンダードモデルの性能を底上げ。ProシリーズではないiPhoneや、iPad miniでも、最新モデルではAAAタイトルのゲームもプレイできるようになった。また、グーグルはOSアップデート対応期間を長期化してきていたが、今年はこれが廉価帯のAシリーズにも拡大。Pixel 8aは7年間も使えるスマホになった。 そして、縦折り型のフォルダブルに関してはモトローラの「motorola razr 50」がミッドレンジ相当のSoCを備えながらも、デザインや使い勝手を洗練させており、ユーザーの潜在的なニーズを的確に捉えた1台だったと言える。 こうしたコスパの際立った良質なモデルが多かった1年のなかで、フラッグシップモデルとして、ひときわ目立っていたのがシャオミの「Xiaomi 14 Ultra」である。いわゆるコンデジ市場が縮小しつつある昨今、ライカ監修のカメラを備え、カメラキットを付属させた本機は、「カメラは好きだけどミラーレス一眼を買うほどじゃない」というライトユーザー層の食指を多く動かしたに違いない。コンセプトの面白さを前提に、オープンマーケットだけでなくMNOでの取り扱いもあった点を踏まえ、大賞に取り上げた。 教えてくれた人:ITライター 井上 晃 スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する
ライカと共同開発した、太陽も綺麗に撮れるカメラスマホ
Xiaomi「Xiaomi 14 Ultra」(19万9900円) 【20万円近い高額な機種でありながらも、購入特典としての専用グリップなどを含めたフォトグラフィーキットを使うことで、カメラスマホとしての楽しさを味わえるのは魅力。シンプルにロマンを感じられる1台でした】 ライカと共同開発した4眼の背面カメラシステムを備えた6.73型のフラグシップスマートフォン。5月に発売され、MNOではauでも取り扱われた。SoCにSnapdragon 8 Gen 3を備えるなど性能面も充実。おサイフケータイは非対応だが、IP68の防水防じん性能は完備。