ドノバン・ミッチェルはシュートスランプでも「過剰には反応しない」 “平常心”を強調
クリーブランド・キャバリアーズは、日本時間11月30日(同29日)に敵地で行われたアトランタ・ホークス戦に101-117で敗れ、今季初の2連敗を喫した。 ホークスのトレイ・ヤングに21得点、11アシスト、ジェイレン・ジョンソンに20得点、7アシストを許したのもあるが、ホークスのフィールドゴール成功率が51.8%(44/85)、3ポイント成功率が41.2%(14/34)だったのに対し、キャブズはフィールドゴール成功率40.9%(38/93)、3ポイント成功率28.9%(11/38)にとどまった。 なかでも、今季平均24.1得点、フィールドゴール成功率45.1%、3ポイント成功率38.9%を記録しているミッチェルは、12得点(フィールドゴール5/23、3ポイント2/10)とシュートタッチに苦しんだ。直近4試合のフィールドゴール成功率は38%、3ポイント成功率は31%と自身のシーズン平均を下回る。 それでも、11リバウンド、6アシスト、2スティールと、得点以外の部分でチームに貢献しようと懸命にプレイした。『スポーツ・イラストレイテッド』のトミー・ワイルド記者によれば、ミッチェルは「1試合1試合を大切にしつつ、過剰には反応しないこと。コートに立ち、自分のプレイを続けるだけだ。平常心でいることが、チームが僕に求めていることだからね」と冷静に語ったという。 「(シュートを)22本中22本成功させることもあれば、22本中0本の時もある。大事なのは(得点とは)違う方法でインパクトを残すことだ。(今日は)シュートの調子が良くなかった。そうしたら、どうやってリバウンドを取るか、どうやってアシストするか。どんな違うことができるかを考える」 チームを率いるケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)も、「彼は素晴らしいリーダーだ。たいていの選手はシュートが決まらない日はイライラする。でも、彼はいつも同じ態度でいる。そういうところが好きだね」と、エースに絶対の信頼を寄せた。 破竹の開幕15連勝後は2勝3敗と失速気味だが、ミッチェルは中心選手としてチームを支えている。
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