【栃木県 2024年版】 秋の絶景・風物詩10選 金屏風とも称される日光・小田代原の幻想風景
◆回顧の滝
「回顧の滝」(みかえりのたき)は、ついつい振り返って見てしまうほどの美しさから、その名がついたとされる滝。落差50メートル、幅3メートルの直瀑で、那須塩原に100以上ある滝のなかでも、「塩原十名瀑」のひとつに数えられる滝なのです。 雄大な自然に囲まれており、四季折々の景色を楽しみに訪れたいスポット。秋には色とりどりの紅葉に滝が映え、まさに水晶のすだれのよう。全長100m、高さ30mの「回顧の吊橋」を渡って10メートルほど歩いた先にある観瀑台(展望台)から、この絶景を楽しめます。 また、カヌーに乗って滝を間近で観賞できる渓谷ツアーなどもあるので、参加するのもおすすめ。 見ごろの時期:10月下旬~11月中旬 回顧の滝(みかえりのたき) 所在地 栃木県那須塩原市塩原
◆瀬戸合峡
「瀬戸合峡」は、高さ100メートルの切り立った岸壁が2キロメートルあまり続く峡谷。岩肌を覆う色とりどりの紅葉が美しい名所で、「とちぎの景勝100選」のひとつにも選ばれています。 川俣ダム正面の岸壁に架けられた吊り橋「渡らっしゃい吊橋」が絶好の眺望スポットで、橋からの眺めはまさに壮観。断崖が目の前に迫りくるかのようです。 また、吊り橋の近くには鳴らすと幸せが訪れるといわれる「天使の鐘」があり、写真撮影スポットとしても人気です。 途中にはダム資料館が併設されているので、せっかく来たのであれば、ダムの知識も深めてみては。 見ごろの時期:10月中旬~11月上旬 渡らっしゃい吊橋・瀬戸合峡遊歩道開放期間:~11月下旬予定 9:00~16:00(入場は15:00まで) 瀬戸合峡(せとあいきょう) 所在地 栃木県日光市川俣
◆鎌倉山の雲海
丘陵地帯と断崖の険しい山容を併せ持つ、標高216メートルの鎌倉山。雲海の眺望スポットと知られるこの里山では、10月下旬から12月中旬ごろ、山から下りてくる冷たい空気が那珂川の温かい川面に触れて、川霧が発生し雲海に。 朝日に輝く雲海と、山々の紅葉(見ごろ:11月上旬~中旬ごろ)が作り出す幻想的な風景は素晴らしく、晩秋の風物詩となっています。 気軽に登ることができるところもポイントです。 見ごろの期間:10月下旬~12月中旬頃 鎌倉山の雲海(かまくらやまのうんかい) 所在地 栃木県芳賀郡茂木町九石