真冬のツーリングでも快適 いつかは乗りたい“大型プレミアムツアラー” ホンダ「ゴールドウイング」とBMW「K1600」の個性の違いとは
真冬でも暖かい!快適装備満載の大型プレミアムツアラー
ツーリング時に辛いのが、視界が悪くスリップしやすい雨の日と極寒の冬の日です。 真夏のツーリングも当然辛いのですが、真冬のツーリングでは日中でも体感温度は氷点下になることが多く、防寒対策は必須といえるでしょう。 【画像】冬にこそツーリングしたい!日独の代表「大型プレミアムツアラー」を写真で見る(27枚) しかし、そんな真冬のツーリングでも快適に巡航できるモデルが「大型プレミアムツアラー」です。
大型プレミアムツアラーはメーカーのフラッグシップに近い位置づけなこともあり、気軽に所有できるわけではありませんが、そのぶん贅の限りを尽くした装備が魅力です。 極冬の日に吹き荒れる風もウインドプロテクションやカウルで、上半身はもちろんのこと、下半身もしっかりガードしてくれるので、走行中でも寒さとは無縁です。 さらにグリップヒーターやシートヒーターを装備していることがほとんどなので、極めて快適な巡航が可能といえるでしょう。 さらにロングツーリングでも、疲れにくい厚手のシートクッションやライディングポジションも相まって、高速道路ならどこまでも進んでいけるレベルといえます。 このような大型プレミアムツアラーのなかでも、ロングツーリングに求められる装備の充実と快適性を追求したモデルがホンダ「ゴールドウイング」とBMW「K1600」です。 圧倒的な迫力のスタイルとメーカーならではの個性が凝縮されている、2つのモデルの特徴を解説していきます。 ゴールドウイングは1975年に誕生し、初代はカウルレスのスーパースポーツモデルとして誕生しました。
その後、2代目からサドルバッグやトランク、フェアリングを装備し、ツアラーとしての道を歩みます。 そして、現行モデルは2018年に誕生した6代目で、ボディサイズを含め大きく変更されました。 車体は55mm短縮され2615㎜となり、車両重量も39kg軽量化され390kgとなります。 それでも重量級のボディのため、パワートレインには1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力は126馬力、最大トルクは170Nmを発生します。 さらにトランスミッションはクラッチレスの7速DCTを導入し、変速のわずらわしさやエンストの心配がありません。 また、390kgもある車体の取り回しを考慮し、微速での前後進が可能です。