新宿駅前で“マンホール”吹き飛ぶ「エアーハンマー現象」か 大雨で思わぬ危険…注意点は【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
都内各地で 21 日、マンホールから水が噴き出す現象が見られました。新宿駅前ではフタが高く吹き飛び、道路に落下。下水道管の中に一気に雨水が流れ込むことで空気圧が高まる「エアーハンマー現象」が起きたとみられます。どう気をつけたらいいのでしょうか? そこで今回の#みんなのギモンでは、「マンホール“吹き飛ぶ”なぜ?」をテーマに、次の2 つのポイントを中心に解説します。 ●吹き飛ぶ理由…「エアーハンマー」 ●マンホール“噴出”注意は?
■新宿駅前、フタが吹き飛ぶ瞬間の映像
菅原薫・日本テレビ解説委員 「22 日も関東甲信を中心に広い範囲で不安定な天気が続いていますが、21 日の東京都心の急変は驚きましたよね」 鈴江奈々アナウンサー 「every.の放送中、外のライブ映像で巨大な雨柱が映っていてびっくりしました」 森圭介アナウンサー 「午後 6 時を過ぎてから急に、でした。恐怖すら感じる雨でした」 菅原解説委員 「まさに帰宅ラッシュを直撃する時間帯でした。マンホールからものすごい勢いで水が吹き出す瞬間の映像があります。21 日午後 7 時頃、東京・新宿駅前の人通りも非常に多い交差点近くのマンホールです。数十キロはある鉄製の重いフタが吹き飛んだとみられます」
■「フタのずれ」「隆起」を各地で確認
菅原解説委員 「21日は都内の各地で、マンホールから水が噴き出す現象が見られました。東京都下水道局によると、マンホールのフタのずれや、周りの舗装が浮き出すような隆起が、22日朝までに港区や品川区など少なくとも5か所で確認されたということです」 森アナウンサー 「新宿の映像はなかなか見られないものですよね」 桐谷美玲キャスター 「衝撃的で、映画の中で出てくるような映像でした」 森アナウンサー 「あれだけ水が吹き出しているということは、フタが飛んでいってどこかに落ちているということです。今回はケガ人は出ていないんですよね?」 菅原解説委員 「今回はそうです」