手軽な変わり種「納豆鍋」。こってりみそ味が効いて、ビールが止まらない
寒い季節になると、鍋の出番が増えます。暮らしの多様化が進む昨今、「小鍋ブーム」も到来しており、スーパーなどではひとり鍋用の素もたくさん売られているほど。けれど、さくっと楽しむなら家にあるもので手軽につくりたいですよね。自身も小鍋を楽しみ、『まいにち小鍋』(ダイヤモンド社)がヒットしている人気料理家の小田真規子さんに、おつまみにもぴったりな手軽につくれる小鍋レシピを教えてもらいました。
忙しい日も重宝する「小鍋」。簡単だからこそうれしい
寒い季節になると毎日小鍋を食べていると教えてくれたのは、料理家の小田真規子さん。 「小鍋なら、前の晩や朝に具材を用意し、スープのベースを合わせて冷蔵庫に入れておけば、いつ帰っても、火にかけるだけですぐに温かい料理が食べられます。調味料もシンプルなので、煮えるのを待ちながら、スープやタレを合わせるだけでも十分おいしい。そして、小鍋で身も心も温まると、ほっと落ち着きます。週末に皆で大鍋を囲むのも楽しいのですが、平日は自分だけの小鍋がとっても重宝するのです」 そんな思いから、小鍋のレシピ本も出版し、大ヒット。ますます需要を高める小鍋。そんな小田先生考案のお酒にぴったりのレシピを紹介します。
●納豆チゲ鍋
【材料(1~2人分)】 ・ひきわり納豆(豆板醤小さじ1としょうゆ大さじ1を混ぜる) 1パック(45g) ・エノキ(石づきをとって小房に分ける)1パック(100g) ・ニラ(1cm長さに切る) 1/2把(50g) ・合いびき肉 100g ・ゴマ油 大さじ1 ・スープ[みそ大さじ2 砂糖小さじ1 水2カップ]
【つくり方】
(1) 鍋にゴマ油を中火で熱し、合いびき肉をさっと炒めたら、混ぜ合わせた【スープ】を注ぐ。 (2) 煮立ったらアクをとり、エノキ、納豆を加えほぐしながら煮る。 (3) 最後にニラを加えて、1~2分全体がしんなりするまで煮る。
ESSEonline編集部