H3ロケット4号機、打ち上げは来月4日にずれ込み 延期4度目、また悪天候が影響
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で予定している日本の次世代主力ロケット「H3」4号機の打ち上げを、11月4日に延期すると発表した。同月2日の打ち上げを目指していたが、台風21号などの影響で周辺の悪天候が予想されたためという。打ち上げ予定時間帯は午後3時48分~同5時30分、予備期間は同月5~30日。4号機の打ち上げ延期は4度目となる。 【画像】宇宙空間を飛行するH3ロケットの想像図 4号機は、陸海空自衛隊の統制能力強化を目指す防衛省独自のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を搭載する。当初は10月20日の打ち上げを計画していたが、悪天候や部品の不具合などにより延期が続いている。