【巨人】馬場皐輔が桑田二軍監督に感謝「投球の幅はかなり大きくなった」
巨人の馬場皐輔投手(29)が5日にジャイアンツ球場で自主トレを行い、キャッチボールやランニングをして汗を流した。 2017年のドラ1右腕は昨年12月の現役ドラフトで阪神から移籍。春季キャンプは一軍で迎えたもののシーズンでは苦戦した。一軍登板は1試合のみとプロ入り後、最少の登板数となった。 前日4日には都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円減の2900万円でサインした。会見では「もっと一軍で投げていかないといけないという思いです」と苦い表情を浮かべた。 納得のいく数字を出すことはできなかったが、スケールアップへのきっかけをつかんだ一年でもあった。入団後は巨人の「最先端のデータ解析技術」に驚いただけではなく、桑田二軍監督を含む首脳陣からの助言も新たな「刺激」となったという。 馬場は「カーブの使い方が一番大きかったですかね」と桑田二軍監督からのアドバイスを明かした。「僕の(カーブ)は緩くはなくてちょっと速いパワーカーブなんですけど、その場面ごとや進むカウントによって(投球)の使い方っていうところを教えていただいて、投球の幅はかなり大きくなったと思っています」と成長の「きっかけ」を振り返った。 オフは家族との旅行を全力で楽しみ、野球を忘れてリフレッシュするという背番号36。成長した投球術で来季の開幕一軍を狙う。 (金額は推定)
東スポWEB