「英検」を入試に利用する大学が増加 独自の試験なしで、合理化も
実践で役立つ英語力は必須
芝浦工業大学は、14年に私立の理工系大学としては唯一、文部科学省のスーパーグローバル大学に選ばれています。 「大学の国際化や世界で活躍できる学生の育成にも積極的に取り組んでおり、多くの卒業生が海外の企業などでも活躍しています。現地の人たちとやり取りをしながらプロジェクトをまとめるには、実践で役立つ英語力が必須です。入試で利用する英語の選抜方式はそれぞれ違っても、入学後は授業や留学プログラムを通じて、全学生に生きた英語を身につけてほしいと思っています」 英検は、25年どから準2級と2級の間に、「準2級プラス」が新設されます。英検をはじめとする英語民間試験は、英語学習の目標としてだけでなく、大学受験を有利に進めるための武器としても、ますます注目を集めそうです。 (文=木下昌子)
朝日新聞Thinkキャンパス