鹿島アントラーズがランコ・ポポヴィッチ監督を解任「クラブの決断を尊重します」 | Jリーグ
鹿島アントラーズは6日、ランコ・ポポヴィッチ監督との契約解除を発表した。 FC町田ゼルビアやFC東京、セレッソ大阪などのJリーグクラブに加え、オーストリアやセルビアの複数クラブ、スペインのレアル・サラゴサなど各国で指揮官を務めてきたポポヴィッチ監督は、2024シーズンから鹿島の指揮官に就任。ここまで明治安田J1リーグ15勝8分け9敗とし、1試合未消化ながら暫定4位につけている。 直近では5日のJ1第33節でアルビレックス新潟に4-0で完勝していたが、その直前まで6試合未勝利と急失速。未消化試合含めて残り6試合というタイミングで、鹿島は解任に踏み切った。 なお、 ポポヴィッチ監督とともにミラン・ミリッチコーチとの契約も解除。鹿島はその理由を「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」と説明した。後任については決定次第の発表となるとしている。 ポポヴィッチ監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のように感謝を伝えた。 「偉大なアントラーズファミリーの一員として日々を過ごせたことを、誇りに思います。クラブに対する私の姿勢や愛情、情熱そして献身は、私が自分自身の家族に対して接するのと全く同じです。スタートした仕事を最後までやりきれなかったことは非常に残念ですが、クラブの決断を尊重します。ただ、クラブの大きな財産である選手たちは我々が手にしたかったもの、一緒に手にすることができなかったものを獲得できるところまで成長してくれたと思います。いつも意見交換をしてくれた吉岡さん、素晴らしい選手たち、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、そしていつでも我々にエネルギーと愛情を注いでくれ奮い立たせてくれたサポーターの皆さん、すべての方々に感謝の気持ちで一杯です。poštovanje(リスペクト)、アントラーズファミリー」