GHC女子王座戦は壮絶死闘!ヒザを負傷した王者が最後まで闘い抜いて防衛し“GHC”の価値を保つ
3日、東京都・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025~初夢~』が開催。天麗皇希が後藤智香を下してGHC女子王座の初防衛に成功した。 皇希は男装アイドルや舞台俳優として活動し、2022年2月の現体制アクトレスガールズ旗揚げ日にプロレスデビュー。マリーゴールド旗揚げ戦で“プロレスラー”としてデビューし、ロッシー小川が「天にも昇る麗しさ」と絶賛するそのビジュアルや170cmの長身から繰り出されるダイナミックな闘いが魅力。 キャリア最初期から複数の王座戦を経験してグングン成長していった皇希は、昨年11月にプロレスリングNOAHが創設したGHC女子王座の初代王座を戴冠。世界に轟く“GHC”の名を冠したベルトを巻いたことで皇希の意識も外からの評価もさらに高まっていった。 後藤はアクトレスガールズ時代から皇希と同ユニットに所属し【tWin toWer】としてタッグで闘ってきた盟友かつライバル。173cmの長身を持つグラビアアイドルであり、『ベストボディ・ジャパン2023ジャンル別&職業別大会』で5位入賞を果たすなどその美ボディは世間から高く評価されている。 親しみやすい元気で明るい人柄や、必死過ぎるアピールが全て空回りするポンコツぶりでファンから支持を獲得。大きな身体に秘めた大きな伸び代が魅力の選手だ。 パートナー兼ライバルの2人だが、リング上の戦績では皇希が圧倒的に勝っていた。それでも後藤は昨年夏に開催されたシングルリーグ戦で皇希から初勝利を奪い、結果的にこれが皇希の優勝を阻む一戦となった。 この件もあってか、皇希は「私はこのGHCのベルトをかけてどーしても闘いたい奴がいる」とパートナーの後藤を挑戦者に指名。しかし、後藤は胸骨の負傷で約1ヶ月半の欠場を強いられ、さらに皇希に水を開けられてしまった。 戦前の記者会見では、皇希が“GHC”の名を冠するベルトを巻いていることの重圧を涙ながらに叫び、後藤はその重みを理解していないとして厳しく批判。 これにブチ切れた後藤も「皇希のそういう上からのところが嫌いだった。もうこの際だから皇希の嫌いなところ全部言う!」と叫び、「顔がちっちゃいところ!器用なところ!ネイルが上手なところ!なんか、なんか結局チヤホヤされてるところ!」とその嫉妬心を爆発させていた。
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