元K-1王者久保優太、物議を醸した壮絶KO負けを回想 鼻骨骨折も告白「今回のダメージで首と腰が破壊された」【RIZIN】
年の瀬に対峙した“怪物”にボロボロに打ちのめされた。 1月5日、元K-1王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が、自身のYouTubeチャンネル「サラ久保ちゃんねる」を更新。12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN.49』で対戦したラジャブアリ・シェイドラエフ(キルギス)戦を振り返った。 【動画】衝撃のパウンド地獄…怪物シェイドラエフのKOシーンをチェック 防戦一方でボコボコにされた。2回TKOで敗れたシェイドラエフ戦で久保は初回からテイクダウンからパウンドや肘で顔面に連打を食らって流血。「何回も意識が飛びそうになった」という2回も成す術はなし。最終的にシェイドラエフが“パウンド地獄”としたところでレフェリーが試合を止めた。 一方的な展開だったにもかかわらず、レフェリーが限界まで試合を止めず、セコンドのタオル投入もなかったことで物議も醸した。そんな衝撃的な試合後に「最後まで勝負を投げたくなかった」と無念さを漏らしていた久保は、1月4日に撮影したという動画に腫れの残る顔で登場。「めちゃめちゃパンパンだった」と明かした1月1日よりは治まったとはいえ、“怪物”の猛打を受け続けた顔の傷痕は痛々しい。 病院で受けたMRIとCTによる精密検査の結果、「脳には異常なく出血とかもなく、鼻の骨折だけで済みました」とした久保は「鼻の骨折は怪我だと思っていない。症状としては大きなけがなく終えられた」と淡々と振り返った。 ただ、攻守で圧倒された試合のダメージが色濃い。もともと首や腰に故障を抱え、痛み止めを打って試合に臨んでいた久保は「パウンド、肘。かなり首のヘルニアが悪化したのが現状」と告白。「今回のダメージで首と腰が破壊された。トドメ刺されたみたいなところはある」とボロボロになった身体の状態を説明した。 今後は怪我の治療や心身のダメージの回復にあてるとした久保は「1か月、2か月ゆっくりして。ダメージはたまっていたので、休養したい」と吐露。その言葉にはシェイドラエフという傑物を相手にした心労の重さが垣間見えた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]