食トレンド大賞2024発表「こねないパン」が大賞に、進化が止まらない冷凍食品 今年のキーワード“タイパ”【Nスタ解説】
井上キャスター: 今後はどのようになっていくのでしょうか。 秋元里奈さん: 生産量自体は需要をカバーできるぐらいはあるのですが、やはり今回、お米が少なくなったタイミングで、報道や台風などの影響で需要が増してしまったので、それに備えるためにも余裕を見て今後は価格も含めて設定されていくかなとは思います。 私も消費者としては、価格が高くなるのはつらい部分もありますが、農業の持続性を考えると持続可能な価格で販売していくことは非常に大事だと思うので、ある程度は我慢しないといけないかなとは思います。 ホランキャスター: もうやっていけない、利益が出ないからやめようと言って日本の米に関わる方々がいなくなったら困るわけですからね。 秋元里奈さん: 今回価格が少し上がったので米農家さんも多少良くはなったのですが、それでもやはりコスト増の方が大きいのでまだまだ苦しい状況ではあります。みんな苦しいので申し訳ないところはありますが、価格はある程度、今の価格がスタンダードになっていくのかなと私も思います。 井上キャスター: 市場原理は必要ですが、主食なので備蓄で調整しないといけないところ、難しいバランスがあるんだなと感じます。 ■冷凍食品 今年のキーワード“タイパ” 冷凍庫のスペースがカギに 熊崎キャスター: 冷凍食品の進化が止まりません。「ニップン よくばりプレート 和風おろしハンバーグ&香味醤油スパゲッティ」は、ワンプレートで複数の食材が入っています。冷凍食品に詳しい冷凍王子の西川剛史さんによると「今年のキーワードは“タイパ”。ワンプレートなど、より簡便性が重要に」ということです。 その他に今後注目される冷凍食品についても伺っています。 まずはケンミン食品の「冷凍ケンミン焼ビーフン」です。薄いため冷凍庫に場所がない場合でも少ないスペースを活用して入れることができるところが非常に人気になっています。 そしてニチレイフーズの「本当に旨い担々麺」です。一つ買うと、その日の気分で「汁あり」「汁なし」の担々麺を選ぶことができます。