iPhoneのインターネット共有(テザリング)がうまく接続できない原因はなに?
賃貸にお住まいの方で光回線の工事ができない方にとって、テザリングは自宅でのネット利用の強い味方。加えて、そもそも「光回線ほどの速度を求めていないため、データ通信無制限プランを契約したうえでテザリングを固定回線代わりに使う」という方もいるでしょう。 【画像でわかる】ドコモのホームルーター「home 5G」があれば自宅の固定回線は不要? しかしスマホのテザリングは便利な反面、しばしばうまくインターネット共有ができなくなる場面もあるでしょう。この記事ではテザリングによるインターネット共有が、うまくできない際の対処法を解説します。
インターネット共有(テザリング)の主な種類と方法
まず「テザリングができない」という際には、「どの種類のテザリングができないのか」を確認しましょう。 たとえば、一般的なテザリングは「Wi-FiやBluetoothを介したテザリング」です。つまりWi-FiやBluetoothでのテザリングが安定しないならば、USBなどを利用した方法に切り替えるのが一案です。 ■USBケーブルで接続する「有線テザリング」は安定性が高い Wi-FiやBluetoothでのテザリングは、たとえば「Wi-Fiの調子が今日は悪い」といった理由で安定しないこともあります。そのためUSBケーブルを用いて「有線テザリング」をすると、問題が解決する場合があります。 有線での接続のメリットは、通信の安定性が高く、通信速度が早いこと。また端末にもよりますが、iPhoneを充電と有線テザリングを兼ねられる場合もあります。
余談ですが、Wi-FiでもBluetoothでもUSBケーブルでもテザリングが安定しない場合「テザリング用のAndroidスマホ」を用意するのもおすすめです。「Android 11以上のスマートフォン」であれば、イーサネットテザリングができるためです。
イーサネットテザリングは、Android 11以上のスマートフォンをイーサネットアダプターとLANケーブルを介して有線接続する方法。これにより、より安定したインターネット接続とより遅延の少ない通信環境が実現します。そのためiPhoneでどうしてもテザリングが安定しない場合は、「Android 11以上でイーサネットテザリングをする」のは一案です。