<街ぶら>高校女子バレー3冠の金蘭会へ 選手らの横顔は!?
<街ぶら>高校女子バレー3冠の金蘭会へ 選手らの横顔は!? THE PAGE大阪
昨シーズン「高校3冠」(全国高校総体、国体、春高バレー)を達成した大阪市北区の金蘭会高校・女子バレー部。ワールドグランプリで全日本デビューを果たした宮部藍梨選手をはじめ、ナショナルチームなどでも活躍する選手を多く擁している。新チームで22日「近畿高校バレーボール優勝大会」2連覇を達成。「連続3冠」を目指し、まずは地元関西で開催するインターハイで1冠目を狙うバレー部の練習におじゃましてみた。
ナショナルチームでも活躍する選手らを多く擁する
JR福島駅から北へ徒歩5~6分の場所にある金蘭会高校へ入ると、まだ新しい雰囲気の校舎が。そこで昨年3冠を果たした注目のバレーボール部の体育館へと向かった。体育館へはエレベーターを使って移動。途中、廊下でバレーボール部の池条義則監督と会い取材をお願いすると「どうぞ(部員を)撮ってやってください」と案内してくれた。 体育館では、ボールを打ったりする音が響きわたる。連続3冠を目指し練習に励んでいた。全日本デビューも果たした、宮部選手やナショナルチームでも活躍する選手を多く擁しているだけあり、高校生離れした動きが目に映る。
主将「プレッシャーなんて言っていられない」
そこで、監督から選手らへのインタビューを許可された。まずは主将の白澤明香里選手。こうした強豪チームを引っ張るのは大変では?との問いに「去年の3冠達成していろいろあるんですけど、楽しいですしやり甲斐があると思っているので。プレッシャーもあるんですけど、そんなことは言っていられないんで」と笑顔で語った。 次に姉妹で同じ部に所属しているという島田櫻子、美紅両選手に姉妹で一緒にやるのはどんな感覚ですか?と聞くと櫻子選手は「練習では姉妹とか関係なく普通に先輩後輩です」と語る。美紅選手は「先輩なんで敬語を使いますけど、使えないところもあるので難しい時もあります」と苦笑した。
全日本デビューの宮部選手「良い刺激になった」
全日本デビューを果たした宮部選手は「新チームで、新たな金蘭会をみてもらいたい」と力強く話す。また、全日本参加について聞いてみると「やはり初めて行かしてもらうところでわからないところばかりでしたが、先輩たちがいろいろ教えてくれたり、自分自身良い経験になった。やったことがないバレーを高いレベルのところでやらしてもらったので良い刺激になった」と話した。 練習については「高校生とかは言い方は良くないんですけど、質よりも量というか、量をいっぱいやって体に覚えさせる感じですが、向こうに行くと一球一球をていねいに。考えながらバレーボールをしなくちゃいけないと思った」と振り返った。 また、技術面ではコーチからいろいろ教えてもらったこともうれしかったという。また全日本に戻ることについて「楽しみですか?」と聞くと「不安の方が」と苦笑する場面もあったが充実した表情でインタビューに答えてくれた。
3年「試合で勝つためにみんなで一生懸命頑張る」
チームを引っ張る3年生、小川秋華・島田櫻子・近藤初帆・白澤明香里・平田早希の5選手もインタビューに答えてくれた。 5人は「試合で勝つためにみんなで一生懸命がんばってるんで楽しい」「レシーブ練習が楽しい」など共通してしんどいけど「楽しい」という言葉が聞かれた。また「去年の3年生が3冠を成し遂げているんで今年もチーム一丸となって一つひとつの大会を優勝していけたら」と力強く話してくれた。