トマトは切って塩を振って保存が正解!「塩トマト」時短アレンジレシピ
大根、にんじん、きゅうりなど野菜を切って塩もみしておけば、保存がきくうえ味付けや下ごしらえの手間も省けてとても便利です。今回は、「トマト」。トマトは、もむ必要がなく、切って塩を振ってサッと混ぜるだけなので、さらに手軽! 「塩トマト」と塩トマト活用レシピをご紹介します。 【画像で確認】あと1品が秒速で完成!「塩トマトとわかめのあえもの」 教えてくれたのは▷堤 人美さん 料理研究家。身近な材料を使った作りやすい料理を提案。焼いた肉や魚に添えるなど、日々の献立に塩もみ野菜を活用している。 ■塩トマト 【材料(作りやすい分量)と作り方】 トマト4個(約600g)は3cm角に切って保存容器に入れ、塩小さじ1弱(約5g)をふってさっと混ぜる。 *全量で120kcal/塩分6.0g (レシピ考案/堤 人美 撮影/難波雄史) ■豚バラ肉のカリカリ焼き塩トマトのっけ じっくり焼いた豚バラ肉にかけてトマトソースに 【材料(2人分)】 塩トマト...100g 豚バラ薄切り肉...250g エリンギ...1パック(約100g) 塩 こしょう オリーブ油 【作り方】 1.エリンギは四つ割りにして長さを半分に切る。豚肉は長さを半分に切って塩、こしょう各少々をふる。 2.フライパンにオリーブ油小さじ2を中火で熱し、エリンギを入れ、木べらで押さえるように両面を約2分ずつ焼いて器に盛る。 3.フライパンに豚肉を広げ入れ、弱めの中火で両面を約2分30秒ずつ焼く。途中で脂が出てきたら拭き、カリッと焼けたら2に盛り合わせ、全体に塩トマトをかける。 *1人分345kcal/塩分0.6g (レシピ考案/堤 人美 撮影/難波雄史) ■塩トマトとわかめのあえもの ポン酢じょうゆを混ぜるだけの秒速おかず 【作り方】 塩蔵わかめ50gは水洗いして水に約10分つけてもどし、水けを絞って一口大に切る。ボウルに入れ、塩トマト200g、ポン酢じょうゆ大さじ2を加えてさっくり混ぜる。 *1人分36kcal/塩分2.9g (レシピ考案/堤 人美 撮影/難波雄史) ■塩トマトと厚揚げの麻婆風 ご飯にかけて食べるとメチャうま! 【作り方】 フライパンにごま油小さじ2を弱火で熱し、にんにく、しょうがのみじん切り各小さじ1を炒める。豚ひき肉150gを加え、中火で約2分炒め、こしょう少々、塩トマト300g、油分を拭き取って一口大にちぎった厚揚げ1枚分を加える。酒大さじ1をふり、トマトケチャップ大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、水1/2カップを混ぜたものを加えて煮立て、アクを取って約3分煮る。水溶き片栗粉でとろみをつける。 *1人分370kcal/塩分2.5g (レシピ考案/堤 人美 撮影/難波雄史) ※塩もみ野菜は、清潔な保存容器に入れて冷蔵室で保存し、4日以内に食べ切ってください。 * * * 【料理研究家堤さんより】 今回は素材1つの塩もみ野菜を紹介しましたが、キャベツと玉ねぎなど野菜を複数混ぜて作ってもおいしいですよ! レシピ考案/堤 人美 撮影/難波雄史 スタイリング/朴 玲愛 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき 撮影協力/UTUWA 文=徳永陽子