〔ロンドン外為〕円上昇、151円台半ば(27日正午)
【ロンドン時事】27日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を眺めた円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=151円台半ばに上昇した。正午現在は151円44~54銭と、前日午後4時(153円43~53銭)比1円99銭の大幅な円高・ドル安。 持ち高調整などの円買い・ドル安が進んだ海外市場の流れを引き継いだ。米長期金利が4.25%台まで下落し、円は一時10月23日以来1カ月超ぶりの高値水準まで上伸。その後、米金利を眺めた取引となる中、午後に10月の米個人消費支出(PCE)の発表を控え、米利下げ時期を見極めたいとの思惑も出ている。 対ユーロは1ユーロ=159円41~51銭(前日午後4時は160円79~89銭)と、1円38銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0521~0531ドル(同1.~ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2605~2615ドル(同1.2557~2567ドル)。