ペップが再び嘆き節 故障者を多く抱え、現時点で復調は不可能と断言
選手を労うことしか打つ手はない……?
不調が続くマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、再びチーム内のケガ人の多さを嘆いた。 『The Standard』によると、日本時間12月8日に行われたクリスタル・パレス戦で引き分けに終わった後、ペップは会見でチームの不調の原因をケガ人の多さだとを言及した。 そして記者から以前の良い状態に戻す方法はないかと問われると、彼は「復調は必ずしなければならない。解決策は選手たちを戦列に戻すことだが、現時点では不可能だ」と語った。 同監督が言う通り、シティはすでにロドリ、フィル・フォーデン、マテオ・コバチッチ、ジョン・ストーンズ、オスカー・ボブを欠いており、マヌエル・アカンジとナタン・アケはノッティンガム・フォレスト戦に出場したため、ローテーションでパレス戦にはベンチ入りしなかった。 ペップは依然として、多くの選手のコンディションが万全ではないことも明かしている。 「先週、センターバック4人を復帰させたが、彼らはマッサージ台を遠征に持ち込み、試合後にすぐにマッサージ台へ上がった。特に医師や理学療法士は、これまで見たことがないほど働いている。シーズンのこの時期には、ローテーションする選手が少なくなる」 同監督はさらに「今後3週間、あるいは1か月間、同じことが起こるだろう。これが課題だ。それでも私は選手たちに『自分を憐れむ必要はない。挑戦を受け入れろ。より困難になるだろうが、それが現実だ』と言った」と付け加えた。 苦しい懐事情でも、どうにか切り抜けなければならないことはペップもわかっているだろう。それを踏まえ、体が痛くてもピッチで力を振り絞っている選手たちを労うしか、今は方法がないのかもしれない。 しかし、どんな状況にあっても最善の手を尽くし、勝っていかなければならないのがビッグクラブの宿命でもある。それを思うと厳しい状況とは分かりつつも、彼らの奮闘に期待するしかない。
構成/ザ・ワールド編集部