初診の選定療養費を10年間で約1650万円誤徴収 熊本・山鹿市民医療センターが要件に『一般病床』3床足りず
熊本・山鹿市民医療センターは、患者が紹介状なしで受診した場合に負担する費用を、データが残る10年間で約1650万円誤って徴収したと、11月11日に明らかにした。 【画像】要件に一般病床3床足りず
3床足りず10年間で約1650万円誤徴収
山鹿市民医療センターによると、2011年6月から患者が紹介状なしで受診した場合に、初診の選定療養費として1人1500円を徴収していた。 しかし、この選定療養費について、2024年8月に九州厚生局から「要件を満たしていない」と指摘されたということだ。 要件では『一般病床が200床以上の医療機関』と定められていて、センターは一般病床が197床、残りは感染症病床4床で、一般病床が3床足りていなかった。 センターでは、データが残る10年間で誤って徴収した約1650万円を返還する方針だ。 (テレビ熊本)
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