調整は順調だ!ジャパンC参戦ゴリアットのグラファール師「スーパーボーナスの資格ある」
ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)に参戦するキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者、ゴリアット(セン4、F・グラファール)は順調な調整が続いているようだ。9日、地元フランスの「パリチュルフ」電子版が近況を伝えている。 【写真】ゴリアット馬主が販売開始した日本語グッズ 管理するグラファール師は「本当はケルンで行われるオイロパ賞に出場するためにドイツへ行く予定だったのですが、片方の脚に問題があったため、計画を変更しました。そこでパリロンシャンのコンセイユドパリ賞(G2)にまわりました。彼が勝つのを見てうれしく思いましたし、いい走りを見せてくれました。それ以来の準備も順調に進んでいます」と話し、キングジョージ以来の復帰戦だった前走後も順調に調整できていることを説明した。今後は月曜(11日)の朝に出国前の最終追い切りを行い、13日にフランスを出発するスケジュールになっている。 ゴリアットは左の後肢を高く上げる独特の歩様をしており、グラファール師は「私たちはゴリアットが輸送をどう過ごすかに焦点を当てます。なぜなら、彼はじっとしているのが嫌いで、歩き方が変わっているからです。したがって、長距離輸送に対応できるかどうかに応じて、日本に到着した後のトレーニングを調整します」と語っている。 「皆さんご存知のように、(セン馬のため)凱旋門賞には出場できなかったので、日本へ行くことにしました。私は15年にイラプトで良い経験をしました(6着)ので、また行きたかったのです。ジャパンCはゴリアットにとって多くの条件を満たしていると思います。キングジョージの勝者なので、スーパーボーナス(1着なら賞金5億円に加え、褒賞金300万ドル=約4億5000万円)の資格がある。ですから、この目的地はゴリアットにとって、かなり魅力的で、私たちはとてもうれしく、楽しみにしています」と意気込みを語っている。