【Jリーグアウォーズ】ベストイレブンの神戸FW大迫勇也が自虐交え得点アップ誓う「PK3本外しているので…」
J1神戸の元日本代表FW大迫勇也(34)が、自虐を交えて来季の得点アップを誓った。 昨季のMVPストライカーは、10日に横浜市内で行われたJリーグの年間表彰式「Jリーグアウォーズ」に出席した。2年連続の最優秀選手賞(MVP)はチームメートのFW武藤嘉紀に譲ったものの、チームの2連覇に貢献して3度目のベストイレブン入り。「優勝したからもらえた賞なのでチーム全員に感謝したい」とコメントした。 今季は11得点、9アシスト。昨季のリーグ22ゴールでの得点王に及ばなかったことも、2年連続の栄誉に届かなかった一因だろう。それだけに「個人的にはもっとゴールがほしい。最後、僕がボールを触れるような流れをつくっていければ得点は増えていくと思う。PKは3本外しているので、そこを含めしっかり積み上げれば違った形だった」と反省点を挙げた。 日本代表で長く不動の1トップを務めてきた大迫だけに、外したPKは話題になった。直近では1―1の引き分けだった11月30日のアウェー柏戦。0―1の後半アディショナルタイムにキッカーを務めたが、ボールはまさかの枠外へいってしまった。このときピッチへ倒れ込んだ大迫に対して、柏のDF関根大輝が威嚇するしぐさを示したことでも注目を集めた。 PKキッカーを務める者だけが外す権利があるとはいえ、来季に向けては確実に決めて得点アップを図ることが求められる。 まだまだ健在ぶりを見せつければ、根強い待望論がある森保ジャパンへの電撃復帰もあっておかしくはない。
森下久