“グルメ通”の地元記者だけが知る!本当は教えたくない名店【関東編】
ランチタイムに賑わう隠れた定食屋/千葉
千葉県からもう1軒おすすめする店は、バリエーション豊富な定食メニューが味わえる食事処「川波」。 店を構えて20年近く経つ「川波」は お昼のランチタイムは駅近くに勤めるサラリーマンなどで賑わう人気店。 店内に入ると目を引くのは壁に貼られたメニューの数々だ。そんな中から特にイチオシのメニューは「ポークソテー定食」。 また、夜の営業時間は予約制で定食ではなくお酒と一緒に提供されるコース料理が楽しめるとのこと。千葉に立ち寄った時には「川波」でランチタイムを過ごしてみてはどうだろうか。 《川波》 住所:千葉県千葉市中央区弁天2-19-20 ロイアルビル 1F
ソムリエ作!和風創作スパイスカレー/群馬
群馬県からおすすめする店は、前橋市のレストラン&バー Full House(フルハウス)オーナーでソムリエが作る個性派カレー。 今回ご紹介するのは「スパイスハーブチキンにヨーグルトソースかけ・スパイスキーマにサルサクリオラのせオムライス・地鶏×魚介だしのエスニックカレー副菜数種」 。 魚介だしにコクを出すため、鳥を濃い目に炊き、自家製和出し醤油で味付け。そこに複数のスパイスを入れカレーに。 ライスには、粘り気の少ないお米、あきたこまちを使い、宗田鰹で作った自家製香味油を入れて炊き上げている。 魚介だしと程よいスパイスの香りが鼻から抜け、見た目の迫力も楽しめる。 Full Houseは2005年スタート。2020年コロナ過による緊急事態宣言、時短営業によりBARという営業形態に限界を感じ元々力を入れていたfoodメニューのテイクアウトを始めた。 当初は常連客にも広まり喜ばれたが、時間と共に利用客が減り始めた。このまま待つだけでは前向きではないと考えたオーナーの上田恭之さんは、元々好きだったカレーをスパイスから研究し、試行錯誤。「ソムリエが作る創作スパイスカレー」が生まれた。 上田さんは、「提供した時の驚きと、彩を大切にし、色々な味を、口の中でまとまるように仕上げている。 スパイスカレーのお陰で、barという場所を少しでも身近に感じて頂けて、日常に寄り添い気軽に立ち寄れる場所に作り上げていけたらと思っています。」と話す。 そのために、日々スパイスを研究し、週替わりで違ったカレーを出しているという。 カレーを出した時の「驚き」「おいしいよ」「また来るよ」という言葉を励みに、さらに満足してもらえるよう、上田さんは努力を続ける。 《レストラン&バー Full House》 住所:群馬県前橋市荒牧町2-15-10