週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
週末見たい展覧会5選。今週は木下佳通代の個展、テルマエ展、UESHIMA MUSEUMなど。【2024年6月第1週】
週末に訪れたい展覧会を、TAB編集部がピックアップ。気になる展覧会はウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。
【大阪】「没後30年 木下佳通代」(大阪中之島美術館)
戦後、関西を拠点に活動したアーティスト、木下佳通代。彼女は1960年代から河口龍夫、奥田善巳らの前衛美術の集団「グループ〈位〉」と活動をともにし、写真や抽象画などを制作していた。知られざる女性作家の初期の作品から代表作、そして絶筆にいたるまでの活動が紹介される。 展示の様子はこちらのフォトレポートから。 会場:大阪中之島美術館 会期:5月25日~8月18日
【千葉】福田尚代 「ひとすくい」(KANDA & OLIVEIRA)
福田尚代は「文字と言葉のアーティスト」と称され、消しゴムや鉛筆、定規といった文房具や原稿用紙、それにハンカチや本といった、幼い頃から身近にあるものを素材とした作品を制作してきた。本展では、6000個以上の消しゴムを彫刻したインスタレーション《漂着物》のほか、彼女がこれまで手掛けてきた回文の詩集なども展示される。 会場:KANDA & OLIVEIRA 会期:5月18日~6月29日
【東京】「UESHIMA MUSEUM オープニング展」(UESHIMA MUSEUM)
実業家・投資家である植島乾九郎が収集した現代アートのコレクション「UESHIMA COLLECTION」の一般公開を目的に作られた美術館UESHIMA MUSEUMが今週末からオープンする。池田亮司、オラファー・エリアソン、シアスター・ゲイツ、塩田千春、名和晃平、村上隆など国際的に活躍するアーティストの作品が一堂に会する本展。展示の様子はこちらのフォトレポートから。 会場:UESHIMA MUSEUM 会期:6月1日~12月末終了予定
【東京】「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」(パナソニック汐留美術館)
阿部寛主演の実写化映画などでも話題になった、ヤマザキマリの漫画『テルマエ・ロマエ』 では、古代ローマにおけるテルマエ(公衆浴場)と日本の入浴文化が舞台となった。本展では、ナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画、彫刻、考古資料を含む100件以上の作品や映像などを通した古代ローマの人々の生活や、独自の風土で育まれた日本の入浴文化が紹介される。 会場:パナソニック汐留美術館 会期:4月6日~6月9日 ミューぽんで100円OFF!(2名まで割引)
【東京】「CADAN有楽町 移転記念展 by 青山|目黒 & ANOMALY」(CADAN有楽町)
2023年10月をもって一時閉廊していたCADAN有楽町が丸の内の目抜き通りに再オープンした。新スペースのこけら落としとなる本展は、青山|目黒とANOMALYによる共同企画。主に近日中に個展を控えているアーティストが集まり、金田実生、小林耕平、森田浩彰、ハビマ・フックスの4人の未発表作・新作が公開される。 会場:CADAN有楽町 会期:5月14日~6月2日
Art Beat News