「オン」「ホカ」「ナイキ」等17ブランド25年シューズ一挙見せ! 米の有力ランニング見本市「TRE」
【LA SPORTIVA】
Prodigio Pro
伊ドロミテで1928年に創業した「スポルティバ(LA SPORTIVA)」は、登山靴やトレランシューズ、クライミングシューズなどを手掛ける山岳ブランド。今回の「TRE」では、3月に195ドル(約3万30円)で発売するトレイルランニング用スーパーシューズ“プロディジオ プロ(Prodigio Pro)”を発表した。柔らかく反発性の高いミッドソールが特徴。アウトソールのラグ(滑り止めの凹凸)は4ミリメートルで、ブランドとしてこれまでで最もグリップ力を高めたという。
【DIADORA】
Nucleo 2
伊スポーツブランド「ディアドラ(DIADORA)」は、登山靴メーカーとして創業し、現在はサッカーやテニスといった多様なカテゴリーやライフスタイルもカバーする。25年は、人気ランニングブランドにも負けないシューズを投入する予定。最注力モデルは、高いクッション性を備えた一般ランナー向けのトレーニングシューズ“ニュークレオ 2(Nucleo 2)”で、これは例えば、「ホカ」のロードランニング用の人気シリーズ“クリフトン(Clifton)”を競合として意識しているという。1月から2カ月ごとに新色を投入予定で、160ドル(約2万4640円)。
【TRACKSMITH】
Eliot Racer
「トラックスミス(TRACKSMITH)」は、14年に米ニューイングランドでスタートした新興ランニングブランドであり、トラッドムードのレトロなアパレルやシューズがファッショナブルなランナーから支持されている。「TRE」で発表したスーパーシューズの“エリオット レーサー(Eliot Racer)”は、クッション性の高いミッドソールを搭載していながら、つま先接地で走ればかつての薄底ランニングシューズのように見えるとブランドはコメント。重量は片足で210グラムほど。3月発売で280ドル(約4万3120円)。