初心者でも楽しめる!自然が濃~い奥日光「湯ノ湖」一周を親子でトレッキング
1周3kmの湖と迫力満点の湯滝を見に歩こう
日光湯元ビジターセンターからまっすぐ湯ノ湖に降りた場所から、トレッキングをスタートしました。湖畔にはぐるりと散策路があり、私たちは初っぱなから大自然が感じられる右回りで歩きました。ちなみに左回りもきれいです。 ●8:16● マス釣りの名所であり、5~9月の解禁期間には多くの釣り人でにぎわう。※旅の参考のため、今回も通過時間(一番左)を表記します。 しばらく快適な木道が続きます。車椅子やベビーカー、足腰に不安がある方でも、展望台までは難なく行けそうです。 ●8:23● 木道の終点にある展望台。男体山が目の前に。 ここを過ぎると未舗装の道になります。ただ、湖畔沿いを歩く道はアップダウンはほぼないので、目覚めの散歩には最適。足の裏からふくらはぎ、脳へと心地よい刺激が伝わります。 歩き始めて間もない感じのヨチヨチ歩きの小さなお子さんにもすれ違いました。なんだか懐かしい。そんな家族連れでも楽しく歩けるルートです。 大型連休で釣り人は多かったものの、散歩やトレッキングをしている人たちの姿はほとんどなく、私たちだけのプライベートな時間が楽しめました。まもなく始まる紅葉の季節になるとまた違う表情となるのでしょう。 対岸に見えるスタート地点 ●8:47● 対岸に見えるスタート地点。約30分でここまで来ました。
湯ノ湖で見つけた生き物たち
「トンボ、止まらないかな」と、みんなで怪しく指を立てているのですが(笑)。 私はじつは虫が大の苦手で(とくにゴ●ブリと蚊)、東京にいるとちょっとした蝶や蛾にもヒッ!なんて変な声をあげてしまいますが、なぜか自然のただなかにいると虫がまったく気にならないのです。昔からそうです。 虫の眼や羽をしげしげと眺めては「きれいだな」なんてことを思ってしまいます。自然に身を預けていると、なんだか自分がリセットされるような気分になりますね。 最近、この界隈にもクマがよく出ると聞いていたので、子どもたちはリュックの鈴をわざと鳴らしながら歩いていました。前の週に旅した都会的な高尾山とはまた違う無垢な大自然、緊張感が湯ノ湖にはありました。 偏光レンズ越しに湖を眺めると、たくさんの魚が泳いでいるのがわかります。子どもたちにサングラスを貸してあげたら驚いていました。 私が大学生のころ、リタイアした両親が長野は白樺湖の、さらに山奥に移住しました。父が亡くなるまで10年ほど通いましたが、雨が降ったあと、こんな派手なカラーのキノコが家の周りにニョキニョキ生えていたなー。「シロウトはキノコに手を出すな!」が、父の口癖でしたね(笑)。