J2リーグ最高額は誰だ!? サッカー選手市場価値ランキング11~20位。昇格の鍵を握るのは?【2024年最新版】
16位:佐藤亮(ザスパクサツ群馬) 生年月日:1997年11月24日 市場価値:60万ユーロ(約8400万円) 2023リーグ戦成績:42試合6得点9アシスト 16位にランクインしたのは、ザスパクサツ群馬で10番を背負うFW佐藤亮だ。クラブ最高額となる市場価値60万ユーロ(約8400万円)と評価されている。 佐藤は明治大学を経て2020年にギラヴァンツ北九州に加入し、途中出場での起用が多かったものの初年度から26試合出場3得点1アシストの成績を残した。2022シーズンはJ3で33試合に出場し、チームトップとなる8ゴールをあげる活躍を見せる。2023シーズンに活躍の場を群馬に移して以降、市場価値が大きく上昇していくこととなった。 精度の高いキックを特徴としている佐藤は群馬で主に右サイドハーフとしてプレーし、巧みなクロスやフリーキックからチャンスを幾度も創出した。昨季を42試合出場6得点9アシストの好成績でフィニッシュし、群馬加入時は22.5万ユーロ(約3150万円)だった市場価値を現在の金額まで倍以上増額させている。 鹿児島ユナイテッドFCとの2024シーズン初戦でも、フリーキックからの見事なクロスで早速アシストを記録している。今季も正確無比な左足で群馬の勝利に貢献することができるか。
15位:川井歩(モンテディオ山形) 生年月日:1999年8月12日 市場価値:60万ユーロ(約8400万円) 2023リーグ戦成績:32試合1得点3アシスト 15位にランクインしたのは、モンテディオ山形のDF川井歩だ。サンフレッチェ広島の育成組織で育った川井は、世代別日本代表にも選出された経験を持つなど将来を嘱望されていた選手だったが、2018年に昇格したトップチームではリーグ戦の出場機会に恵まれなかった。 川井が評価を高めたのは2019年4月にレノファ山口へ期限付き移籍して以降である。山口での初年度は両サイドバックとして起用されて24試合出場1ゴール2アシストを記録。正確なクロスを武器に攻撃面で大きく貢献した川井は、山口加入前5万ユーロ(約700万円)だった市場価値を35万ユーロ(約4900万円)まで上昇させた。 2022シーズンから加入した山形でも積極的な攻撃参加で存在感を発揮しており、イサカ・ゼインとの右サイドは相手の脅威となっている。市場価値も山形への移籍以降は下落せず、現在の60万ユーロ(約8400万円)まで金額を伸ばし続けている。川井の年齢はまだ24歳と若く、今後の活躍次第では市場価値をさらに上昇させていく可能性もある。