J2リーグ最高額は誰だ!? サッカー選手市場価値ランキング11~20位。昇格の鍵を握るのは?【2024年最新版】
12位:柳育崇(ファジアーノ岡山) 生年月日:1994年6月22日 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 2023リーグ戦成績:39試合4得点3アシスト ファジアーノ岡山に所属するDF柳育崇が、市場価値70万ユーロ(約9800万円)で12位にランクインしている。専修大学からアルビレックス新潟シンガポールに加入してクラブのタイトル獲得に貢献した柳は、2018年冬にアルビレックス新潟に移籍してJリーグに参戦した。 しかし新潟では2シーズン合わせてリーグ戦の出場が4試合のみと思うように出場機会を得られず、新天地を求めて2020シーズンに期限付き移籍で栃木SCに加入することとなった。柳は栃木で頭角を現し、評価を高めていくこととなる。 身長188cmの大型センターバックである柳は高い対人能力を持つ。空中戦やセットプレーでも強さを発揮し、DFながら2021シーズンはチームトップとなる8ゴールを記録している。2022シーズンから岡山でプレーすることになっても攻守両面で存在感を発揮し続け、栃木加入前は5万ユーロ(約700万円)であった市場価値も現在は70万ユーロと、右肩上がりに上昇し続けている。 柳は2024シーズン第1節栃木SC戦でも試合終了間際に投入されてセットプレーからゴールを奪った。攻守の要である柳は、今季も昇格を悲願とする岡山のキーマンとなるだろう。
11位:エドゥアルド(ジェフユナイテッド千葉) 生年月日:1997年2月1日 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 2023リーグ戦成績:39試合9得点4アシスト J2選手の市場価値ランキングで11位にランクインしたのは、ジェフユナイテッド千葉に所属するブラジル人MF、エドゥアルドだ。市場価値70万ユーロ(約9800万円)と評価されている。 エドゥアルドは2022年冬にジュビロ磐田に移籍するも(当時の登録名はドゥドゥ)、加入初年度はJ1でのプレー時間が合計17分にとどまってしまう。これにより開幕前に70万ユーロだった市場価値は40万ユーロ(約5600万円)まで下落してしまった。しかし磐田がJ2降格となった2023シーズンは前年と打って変わり主力として定位置を掴むこととなる。 これまで中盤でプレーしてきたエドゥアルドは左のサイドハーフとして起用されて高い攻撃力を発揮するようになった。最終的にチームトップタイとなる9得点を記録し、最終節の栃木SC戦でも値千金の同点ゴールをあげてJ1昇格に大きく貢献した。昨季の活躍によって市場価値も現在の金額まで再浮上させている。 2023シーズンの千葉はリーグ終盤戦に調子を上げてプレーオフまで進出するも、J1昇格とはならなかった。磐田昇格の立役者であるエドゥアルドは、千葉を悲願達成まで導くことができるか。
フットボールチャンネル