J2リーグ最高額は誰だ!? サッカー選手市場価値ランキング11~20位。昇格の鍵を握るのは?【2024年最新版】
14位:藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 生年月日:1993年9月2日 市場価値:60万ユーロ(約8400万円) 2023リーグ戦成績:39試合2得点3アシスト 2019シーズン以来のJ2挑戦となる鹿児島ユナイテッドFCに移籍したMF藤村慶太がランキングの14位につけている。今冬の目玉補強選手である藤村の市場価値は60万ユーロ(約8400万円)で、鹿児島に所属する選手の中では最高金額となっている。 2012年にベガルタ仙台でプロキャリアをスタートさせた藤村は同クラブで出場機会を得ることができずに6シーズンを通してリーグ戦の出場が33試合にとどまったが、2018シーズンにツエーゲン金沢へ期限付き移籍するとチームの心臓として中盤で躍動し続け、自らの価値を高めていくこととなった。 ボランチの藤村は攻守にわたり試合をコントロールすることに長けた選手だ。優れたパスセンスによって攻撃の起点になり、高いボール回収能力を発揮して相手の攻撃の芽を的確に摘んでいく。2021年6月に自己最高値となる市場価値60万ユーロと評価され、現在までその金額を維持し続けている。残留を目標とする鹿児島にとって、J2で長く主力としてプレーしてきた経験を持つ藤村の存在は心強いだろう。
13位:イサカ・ゼイン(モンテディオ山形) 生年月日:1997年5月29日 市場価値:65万ユーロ(約9100万円) 2023リーグ戦成績:40試合6得点5アシスト 市場価値65万ユーロ(約9100万円)で13位にランクインしたのは、モンテディオ山形に所属するイサカ・ゼインだ。イサカは桐蔭横浜大学を経て2020年から川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせたが、同クラブでは出場機会を得られずに市場価値も5万ユーロ(約700万円)から伸ばすことができなかった。 イサカは川崎を離れて評価を上げることとなる。期限付き移籍で加入した横浜FCでは2022シーズンを29試合出場2ゴール7アシストで終え、35万ユーロ(約4900万円)まで市場価値を高めた。 これまでイサカはSBやWBとしてプレーしてきたが、2023シーズンは完全移籍で加入した山形で右ウィンガーとして起用され、高い身体能力とスピード、突破力を武器に40試合出場6得点5アシストの成績を残してチームのJ1参入プレーオフ進出に大きく貢献した。 現在市場価値が右肩上がりのイサカは、ジェフユナイテッド千葉との2024シーズン開幕戦で右サイドからのクロスでアシストを記録し、幸先の良いスタートをきった。今シーズンも継続して活躍を見せれば、ここからさらに市場価値を伸ばす可能性もあるだろう。