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レッドブルがグッドウッドで市販ハイパーカー「RB17」を正式発表、サーキット専用仕様で価格は10億円！

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レギュレーションから解放された「速さ」

複雑なエアロパーツが組み合わされる。車両重量は900kg未満。

2024年7月12日（現地時間）、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズはグッドウッド・フェステイバル・オブ・スピードで、サーキット専用マシン「RB17」を世界初公開した。初めて自社で設計、開発、製造を行う、市販ハイパーカーだ。（写真：Red Bull Content Pool） 【写真はこちら】 友人やパートナーと一緒にF1のスピードで運転するスリルを楽しめる。（全6枚） レッドブル「RB17」は、自然吸気V10ハイブリッドエンジンをミッドに搭載するサーキット専用仕様のハイパーカー。最高回転15000rpmの自然吸気V10エンジンは1200psオーバーのパワーを発揮、そのパワーはカーボンファイバー製ギアボックスを介して後輪に伝達され、最高速度は350km／hを超え、F1と同等のラップタイムでサーキットを駆け抜ける。 エイドリアン・ニューウェイとレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが設計した「RB17」は、ミッドマウントされたV10エンジンで後輪を駆動する「F1マシンのノウハウを全て凝縮した2シーターハイパーカー」だ。レギュレーションに縛られないことから、F1をしのぐパフォーマンスを発揮するとも言われている。 ニューウェイが手掛けるハイパーカーとしては、アストンマーティンとのコラボレーションで開発された「アストンマーティン ヴァルキリ」があるが、「RB17」はニューウェイが発案し、レッドブル・ブランドを冠して販売される独自のマシンとなる。 生産は2025年より開始され、年15台ペースで限定50台が生産される予定。価格は500万ポンド（約10億円）で、既に予約済みとなっている。

オーナーはレッドブルファミリーに迎え入れられる

「RB17」は完全なオーダーメイドで、外装の塗装色から内装の素材までさまざまな細かい部分まですべてを指定できる。また、オーナーはレッドブルファミリーに迎え入れられ、世界最高のサーキットのさまざまなトラックイベントに参加できる。 ■レッドブルグループ　チーフテクニカルオフィサー エイドリアン・ニューウェイのコメント 「コンセプトから納品まで、独自のハイパーカーを設計するという挑戦に取り組むというアイデアを何年も考えていましたが、それは素晴らしいプロジェクトであり、旅でした。ついにそのベールを脱ぎ、RB17の誕生を目にする日が来たことは、本当に素晴らしいことです。RB17ハイパーカーは、私たちが掲げるすべてのもの、つまり、紛れもないパワー、スピード、美しさを取り入れています。非常に適応性に優れており、友人やパートナーと一緒にF1のスピードで運転するスリルを楽しめるように2人乗りとして設計しました。」 ■レッドブルレーシングチーム　クリスチャン・ホーナーのコメント 「グッドウッド フェスティバル オブ スピードで RB17 を発表できることを嬉しく思います。これは、レッドブル アドバンスド テクノロジーズがこれまでに着手したプロジェクトの中でも最も本格的でエキサイティングなものの 1 つです。F1 の世界で 20 年の歴史があり、パフォーマンスを重視する組織として、独自のハイパーカーをゼロから設計するのは当然のことでした。技術革新、実績、感情的な魅力を兼ね備えた RB17 は、画期的な車です。チームを非常に誇りに思っており、世界デビューを飾ることができてうれしく思います。RB17 が将来のクラシックになることを期待しています。」

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