Metaの原子力発電を使ったデータセンター開発計画が難航、原因は珍しいハチ
Metaが進めている、原子力発電で稼働するデータセンター計画。ネタ元Financial Timesの報道によれば、この計画に遅れ、または計画そのものが頓挫してしまうかもしれないといいます。その原因は…ミツバチ!
珍しいハチが発見される
報道によれば、データセンター建設を計画している土地で非常に珍しい種類のミツバチが発見されたのだといいます。 マーク・ザッカーバーグCEO自らがこれをスタッフに説明、生態系保護のためこの土地にデータセンターを建設するのは困難と判断しています。ミツバチは花粉の運び手として生態系に与える影響が大きく、計画は、一時中断するとの見方が強まっています。
AIで高まる原子力需要
テック企業大手は、今、原子力発電によるデータセンターに意欲的です。その背景にあるのがAIの台頭。進化するにつれ、より複雑かつ推測力の高い処理を必要とする大規模言語モデルなど、今後、AIによるデータセンターの利用が増えればそれだけ電力使用量は増えていきます。 テック企業各社は、近年、環境への取り組みとしてカーボンニュートラルを目標に掲げています。しかし、AI台頭によってその目標達成が難しくなっているのが現状。カーボンニュートラルをアピールしつつAIを強化するため、原子力発電データセンターに白羽の矢がたっているのです。また、既存の太陽光発電、風力発電よりもコスパがよく、安定した電力供給が見込めるのもメリットの1つ。 Microsoftは、ペンシルベニア州にあるスリーマイルアイランド原子力発電所の再稼働に数十億ドルを支払う予定。再稼働は2028年を予定しており、Microsoftはここから20年間、電力を購入する契約です。 Source: FT
そうこ