「最後の数分が残念」土壇場で追いつかれてのドロー、アンチェロッティ監督はダービーを振り返る「起こり得ることだった」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、アトレティコ・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 【動画】白熱のマドリード・ダービー! 終盤にドラマが 29日、ラ・リーガ第8節でマドリーはアウェイでアトレティコとの“マドリード・ダービー”を迎えた。 ここまで5勝2分けで2位のマドリーと、4勝3分けで3位のアトレティコ。ともにリーグ戦無敗で迎えた大一番。首位のバルセロナが敗れただけに、どちらも勝ち点3を積み上げたい試合だった。 試合は堅い入りとなり前半はゴールが生まれず。それでも64分にはFKの流れからエデル・ミリトンがネットを揺らしてマドリーが先制。その後、GKティボー・クルトワへのものの投げ込み行為などがあり試合は中断した。 再開後はホームのアトレティコが追いつこうと攻め込む中、95分にアンヘル・コレアが値千金の同点ゴール。1-1の痛み分けに終わった。 試合後、アンチェロッティ監督は土壇場で追いつかれた試合を振り返り、ネガティブではないとコメント。引き分けになる可能性はあった試合だと冷静に振り返った。 「私はいつもポジティブに考えている。ネガティブではない。昨年ここで起きたことを考えれば、将来にとって良い勝ち点になるかもしれない」 「首位との勝ち点差も1縮まり、全試合を通して良い勢いで進んでいる。我々はすでに水曜日の試合について考えている」 「我々は勝利に非常に近づいていたので、これは全く異なるドローとなったが、ライバルが強力であり、リソースがあり、多くのクオリティを持っているので、起こったことは起こり得るものだった。最後の数分が残念だった」 「先制した時はとてもうまくやっており、ゲームをコントロールできていた。我々はとても近くにいた。我々は戦い続ける。我々は必死になっているわけではない。ここでは引き分けも起こり得ることだ」 また、アトレティコ相手に苦労したことも言及。簡単な試合ではなく、目標としていた守備面の改善は見られたとした。 「双方がコントロールした試合だった。そうなる(引き分ける)可能性もあったし、我々にとっては昨年よりも良い守備をすることが目標だった。そしてそれを達成した」 「よりボールを保持し、スピードを上げることもできたかもしれないが、多くのプレーを見せ、どの試合でも常にフルスピードでプレーできるわけではないということを心に留めておかなければいけない」
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